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関西結婚式の伝統やしきたり

国土面積の狭い日本ですが、全国各地に独特の伝統やしきたりがあります。その特徴が良く表れているのが結婚式にまつわる事柄。現代では合理的に済ませるケースが増えていますが、両家の意向で結納〜披露宴まで執り行うケースもまだまだ見られます。ここでは関西の結婚式における様々な伝統やしきたりをご紹介します。

婚礼文化の発祥は関西地方から

婚礼文化の発祥は関西地方から

婚礼の文化は京都や奈良が発祥の地です。ご祝儀を包む袱紗(ふくさ)や結婚式の受付でご祝儀を入れる広蓋(ひろふた)はここから全国に広まったと言われています。

関西では重んじられる結納

大切な儀式

大切な儀式

関西地方では「結納」を大切な儀式として重んじています。結納品の飾りが豪華なのも特徴で、一品づつ台に乗せたり豪華な水引をあしらったりします。また、必ずその地域の特産物を用意します。持ち運びが出来ないので、結納では目録を渡します。
費用は全国的に見て少し高めで、品目は5・7・9が多いです。化粧料や化粧品を含めた場合、15品目に及ぶこともあります。

関東は「交わす」関西は「納める」

関東地方の場合、結納は「交わす」と表現します。これはお互いに金品を交換し合うためです。一方関西地方では結納は「納める」と表現します。これは男性側だけが結納品・結納金を納めるためで、女性側は結納返しをしないことから、このように言われています。これは男性宅が女性宅より「格が上」であるという配慮の表れからだそうです。そのため、結納返しはする必要が無い、という考えが根底にあるようです。
現代では代わりに女性側から男性側へ記念品を贈ることが多いようです。結納金の一割程度を「お多芽返し」としてお返しすることもあります。

奥ゆかしい風習「見合い扇子」

一部の地域では、男女が扇子を取り交わしてお互いに結婚の意志を確認する「見合い扇子」という風習が残っています。平安時代からの公家文化を彷彿とさせます。

特徴的な結納の風習が残る地方

特徴的な結納の風習が残る地方

・奈良県の一部では、お化粧料が高い事で知られています。新婦には美しくあってほしいという表れかもしれません。品数も多く、3段や5段の雛飾りのように並べてお披露目することもあります。
・三重県の伊勢地方では「向え傘」「向え下駄」と言って、どんな天候でも困らないように、二種類の傘と履物を用意するしきたりがあります。
・淡路島では男性が女性の家に酒と肴を持参する「こぶし固め」と言うしきたりがあります。持参した酒と肴を女性の家で調理し、一緒にお酒や料理を楽しみながら女性に結婚する意思を確認するそうです。

結婚式・披露宴

結婚式・披露宴

関西地方の結婚式や披露宴は全国的に見て豪華な傾向があります。招待制が一般的で、挙式料は両家で折半し、披露宴の費用はそれぞれが招待した人数に応じて負担することが多いようです。会場の装飾は大変豪華で、費用を押さえつつ派手に見せたいという商売上手で少し見栄っ張りな関西人の気質が良く表れています。

★特徴的な披露宴の風習が残る地方
・淡路島では披露宴がかなり長時間に渡ります。また、招待客も百名を超すケースが多いようです。

仲人へのお礼

一般的に結納金の一割程度とれさています。ただしお世話になった頻度や仲人の社会的な地位によっても変わってきます。必ず熨斗を添え、結婚式後なるべく早めに両家の親か自分達で仲人宅に持参します。

ご祝儀

ご祝儀

新郎新婦の友人なら2〜3万円、上司なら4〜5万円、親族なら6〜7万円が相場です。関東地方よりも高めの相場です。

引き出物

引き出物

記念品と引菓子の2品が基本で、それらに縁起物や地域の特産品をなどを加える場合が多いです。相場は5千円前後です。

★特徴的な引き出物の風習が残る地方
・滋賀県の湖北地方では「生鯛」、長浜市辺りでは「落ち着きぼた餅」を用意するならわしがあります。餡にくるまれたご飯のように、その地域の多くの人に囲まれて落ち着いて暮らせるように、という意味が込められています。
・淡路島では、紅白の「嫁入り饅頭」が配られます。
・和歌山では引き出物の数を必ず奇数にします。特産品の梅干しを付けるならわしもあります。

伝統が感じられる結婚式のしきたり

いかがでしたか?
現代では、煩わしいことは省いて費用を掛けずに海外などで結婚式を挙げるカップルが増えてきました。本来結婚式とは両家が結ばれる大切儀式です。その地域の人がその地域に伝わる伝統的な方法で祝福してきたという歴史があります。昔ながらのならわしはどれ一つとっても大切な意味が込められている事が多く、大変興味深いものですね。

※この情報は変更することがありますのでご注意ください。